❖ 汗の役割

いつもありがとうございます。BP鍼灸整骨院アシスタントの宮川みきです。

 

連日猛暑が続き、身体に堪えますね。皆様は熱中など、体調を崩すことなくお過ごしでしょうか?

 

私は三連休で実家のある山梨に帰省しました。山梨では、先日全国の最高気温ランキングでトップ3を独占するということがあり、滞在中はクーラーを消さずに過ごす他ありませんでした、、、

 

実は、私はとても汗っかきで、夏は私の中では憂鬱な季節です。あせももできやすく、蚊にも刺されやすく腫れやすい、、、私にとって夏は様々な戦いの季節でもあるからです。皆様は、普段から汗をかきますか?汗をかくことを私のように嫌がる方は、結構多いと思います。でも、汗をかくことって実はとても良いことが多いのをご存知ですか?

 

汗の役割は主に3つで

•体温を一定に保つ

•肌を保湿し、肌の状態を良くする

•皮脂膜を形成してバリア機能を果たす です。

 

ここでポイントなのが、【汗の粒の大きさ】で、大粒の汗をかいている時は、全身に広く分布しているエクリン腺の機能が追いつかず、蒸発しにくくまとわりつくようなベトベトの汗になります。

 

逆に、小粒の汗をかいている時は、エクリン腺が正常に機能していて、サラサラの汗になります。

 

皮脂線から出た皮脂と小粒の汗は混ざりやすく、皮膚膜を形成してくれます。皮脂膜には皮膚の保湿だけでなく、細菌の侵入を防ぎ、皮膚の免疫力を高める効果があるので、大粒の汗ではなく、小粒の汗をかけるようになることが理想的な汗のかき方です。

 

では、どうやったら理想の汗がかけるのでしょうか?

 

•1日に必要な水分をこまめに、回数を分けて飲む

•キンキンに冷えた飲み物をガブ飲みしない

•冷たい食べ物を食べ過ぎない

 

などの方法があります。暑いからといって、身体の中から冷やそうとすることも、正しい汗をかこうとする点からは控えた方が良さそうですし、汗を蒸発させることにも目を向けて、熱中症にも注意していきましょう。

 

正しい汗のかき方を意識して、汗と上手に付き合っていきたいものですね。

 

いつもありがとうございます。