いつもありがとうございます。 BP鍼灸整骨院アシスタントの宮川みきです。
週末、父の一周忌で山梨に帰省していました。 一年前、父が亡くなった日のことは今でも鮮明に思い出せますが、そんな時でも子どもたちは無邪気で、お葬式や四十九日、そして今回の一周忌も、沈みがちな大人の表情を笑顔に変えてくれました。
お経を上げてくださったお寺の方から、「子どものその無邪気さは、邪気を払うから無邪気と言うんです。だから、無理に子どもたちに静かにしなさいなど言わなくて良いのですよ。」と言われたことがあります。 子ども好きで、賑やかなことが大好きな父だったので、昨日も笑顔で私たちのことをみてくれていたのではないかと思います。
父が亡くなって、母は実家に1人になりました。 苦楽を共にした夫の死を目の前にし、母はたくさんのことを後悔しています。
もっと優しくしてあげればよかった もっと外に連れ出してあげればよかった もっと一緒にいる時間を大事にすればよかった もっと、もっと、、、、と。 私は、そんな母の姿を見ていると、いつも胸が締め付けられます。
もしも私が母の死を目の当たりにする日が来たら、、、と考えた時に、何もしないままその日を迎えたくはないと思いました。
そこで、母に「エンディングノート」を買い、プレゼントしました。 今、本屋さんでもいろいろなエンディングノートが売っていて驚いたのですが、分かりやすく、シンプルにまとめられそうだと思い、私はダイソーで売っている「もしもノート」シリーズを、必要なものだけ渡しました。
母がこのノートを書く時には側について、昔の出来事を聞いたり、母の思いを聞いたりして、母の人生について私も触れられる機会にしたい、と思っています。 皆さんは、エンディングノートを書いたことがありますか?
「死」は、誰もが隣り合わせで、いつ起きてもおかしくないことです。 残された大切な人たちが、大変な思いや、後悔したりしないためにも、できる時に自分の人生を振り返り、記憶や思いを文字にしておいてみてはいかがですか?
いつもありがとうございます。